私とNEVERLAND展
2018年2月9日
アルバムテーマと同時に3作連動企画の内容が発表された。連動企画は『NEVERLAND展の開催、衣装展示などを通してNEVERLANDの世界を体験していただける』という内容。
嬉しくて嬉しくて、泣いた。
娘が小さいから…と譲れない理由。
現場がすべてじゃないから…と言い聞かせた理由。
私は自分の意思でNEVERLANDのライブに申込みしなかった。雑誌やラジオ、少プレでライブに来れなかったファンの存在をいつでも気にかけてくれたから「置いてかれた」なんて思ったこともなかった。それなのに、勝手に捻くれて拗らせていたから。自分にまだNEVERLANDの世界に触れるチャンスがあるとわかって心の底から救われたんだ。
増田さん、小山さん、シゲちゃん、手越さん、そしてスタッフの皆様、本当にありがとう。
2018年4月28日
私のNEWSライブ初参戦から2週間後、NEVERLAND展in名古屋に入国することができた。
母親になって4年、嬉しい楽しい悲しい苦しい、感情のすべては子どもが与えてくれるものだった。それに疑問もなかったし、幸せだった。
そんな私がね、7時間も子どもと離れたのはEPCOTIAのライブが初めてだったし、4年ぶりに1人で新幹線に乗ったのはこのNEVERLAND展のためだった。
私を外の世界へ連れ出してくれてありがとう。
NEWS担の強力装備はてブで素敵なブログに辿り着いて全体の流れを把握して、お友達からとにかく時間が足りないことを叩き込まれ、NEVERLANDの鍵と装苑全衣装掲載号を大切に抱えて会場へ向かった。
会場周辺でかっちりしたスーツを着るスタッフさんたちを見て泣きそうになったな。正装で迎えてくれることが嬉しかった。
入場後、ロビーで流れる4人の撮り下ろし映像。コップンカーとだけ言ったら後は出る幕じゃないとでもいうようにニコニコ黙っているシゲちゃん、増田さんが喜ぶことを言葉にしてくれる小山さん、太陽のような笑顔でこちらに幸せを届けてくれる手越さん。そして何より、嬉しそうに、少しくすぐったそうに話す増田さん。(特典配信で実際にNEVERLAND展をまわっている時は落ち着いて誇らしげなのにね、かわいい)
大好きな4人。今、広島で宇宙旅行へ旅立とうとしている4人の気持ちが私のところまで届いた気がした。
重厚な扉を開けると広がる真っ暗な空間の中、雑誌や画面越しでしか見ることができなかった衣装たちがライトに照らされて静かに待っていた。
入り口すぐに並ぶオープンニング衣装、左端に立つ小山さんだけが左手を横に差し出していた。まるで「ようこそ」「いらっしゃい」と言ってくれているようで、それが小山さんだったことが嬉しかった。EPCOTIAで見た小山さんは間違いなく私にとっての'NEWSのリーダー'だったから。
パッと見ただけで4人の背丈にトルソーが合わせられていることが分かる。おっきいちっちゃいちっちゃいおっきい、もう、それだけで十分。NEWSがね、そこに居るよ。限られた時間、見たいものから見ようと決めていた。
▶︎迷彩
♪Brightest.シリウス.Snow Dance.スノードロップ.Touch
何故一度も音楽特番で着てくれなかったの!?(泣)というこのツアーで特別好きな衣装。 勝手にNEWSにしかつくれない、着こなせないと思ってる。デザインがそれぞれ違うのに個々に似合ってる。ザ☆衣装ではないカタチ。目立たないことを目的に作られたミリタリーで、ステージの上で輝けるってなにその最高の足し算!!!!
ちょうど3月に増田さんは服飾雑誌『装苑』で連載MFBBをスタートした。この記念すべき第1回で披露された思い出の1着は、軍パンを解体して再構築されたアンリアレイジのパッチワークコートだった。増田さんの中でずっと大切にしてきたもの。それがカタチを変えて、彼自身の作品となって出会えた幸せ。私が今受け取っているあらゆる言葉や作品は、増田さんの過去の大切などこかと繋がっていて。その答え合わせが時々できることは増田さんのファンでいる楽しい瞬間で、私が思う増田さんの魅力。
4人並びになったときの小山さんの衣装が他の3人に比べて明らかに'高貴'でとても好き。普段いじられてばかりの小山さんだけど、彼への感謝と敬意と愛に溢れてる。この衣装では増田さん自ら「王様感」と言っていた襷が本当にかっこよかった。
そしてそんな思いを知ってか知らずか、welcomeコメントで小山さんがまさにこの衣装で「まっすーの衣装の好きなところは1人単体でドーンというより4人並んでで1になるところ」と言ってくれて嬉しかった。4人並んでいるからこそ分かる、リーダー小山さんの衣装への特別。増田さんが嬉しくなっちゃうだろう言葉を素直に伝えてくれるのが小山さんだと思ってる。
増田さんの衣装はスパンコールが取れている箇所もあった。
▶︎ファーのパッチワーク
♪恋のABO.サマラバ.NYARO.ORIHIME
オーバーサイズなコートから覗くTシャツに、どの衣装よりもそれぞれのサイズ感を強く感じた。
靴の展示あり。もともとライブレポで増田さんはNEVERLANDに関わる文字が描かれたVANSを履いていたことは知ってた。そこには、'NEVERLAND'' LOVE'' bright'などと並んで目立つところに'hate'の文字があって。もう、思考回路停止。
hate=憎む、ひどく嫌う、嫌悪する
これはバルス的意味合い(よい魔法に力を与えるには悪い魔法も知らなくてはいけない)なのか、増田貴久の中にある率直な心情(私的Thunder解釈)なのか、、、EPCOTIAツアーと同時にまわる、イコールThunderを常に脳みそのはしっこに入れている状態なので衝撃が大きかった。でも当の本人はいつだって飄々としていて、テマらじへこの靴についての質問がきても「スタイリストさんとの共作」以上の話は出なかった。まぁそーゆーとこが好きです(従順)
▶︎オープンニング
♪NEVERLAND.アン・ドゥ・トロワ
我慢していたのに、この衣装を前にしたらポロポロと涙がこぼれた。
大好きだった迷彩やパッチワークより、NEVERLANDの象徴だったこの衣装こそ、私が見たかったあの世界なんだと思い知らされた。美しくも重厚感あるスパンコール生地に縫い付けられた刺繍を追うだけで幸せが溢れた。
4人を少しずつリンクさせていて美しかった。(コヤマス→ブーツタッセル、コヤテゴ→裾フリンジ/シゲマス→裾ボンボン、コヤシゲ→腕の装飾/テゴマス→腕の装飾、コヤシゲ→縄、テゴマス→前の装飾、、)
小山さん衣装が最高。他の三人には装飾や刺繍に'かわいい'が散りばめられてる(ポンポン、横のライン、クルンと縁を描く刺繍…)。でも小山さんはひたすらかっこいいしかなかった(縦ライン、重厚な縄)
「裏地にもこだわった」と言っていたこの生地、手越さんのEMMA首紐の生地と一致。EMMA衣装は2016年12月につくられているから、オープニング衣装の制作時には素材としてすでに手元にあったペイズリー柄。を、ツアーで大事な部分を担う衣装の裏地につかった(勝手に萌えるオタク)。生地の繋がりを見て、あぁ、同じ人がつくったんだなぁと今さらなことも思ったり。
▶︎EMMA
♪EMMA.KAGUYA.恋祭り.D.T.F.4+FAN
あぁ〜やっぱり増田さんがつくる小山さんの衣装が好き!!(n回目)
高貴な紫の色✖️エロいガウンのデザイン、そう、それがまさに小山慶一郎!最高だよ!そしてこの衣装、EMMAをTV初披露した頃はまだ襟がシンプルだった。
ここに美しい装飾が施されたのを初めて見たときは感動したなぁ。すでにスタートラインをきったはずの衣装、でも常に最高を考えているんだね。変わっていくところを見れた喜び。
Tシャツからデザイン展開したという増田さんの衣装の素材があまりに綿で。毛玉も見えて。驚いた。この素材があんなにも強く美しくなるの!?私はこの世で最も尊い綿に出会えたよ、、、
1番くたびれているのはEMMA衣装。そうだよね、MVにテレビ出演、そしてツアーとたくさん着たもんね。。ラジオで「少しボロボロになってる」と話していた通りで、それこそが衣装展でしか見れない価値あるものだと思っていたのでまた泣いた。
▶︎モノクロピンク
♪SilentLove.ミステリア.BYAKUYA.さくらガール
こんな生地だったの!?と想像とのギャップが大きかった衣装。遠目には分からない細やかな装飾もたくさんあってゆっくり見たい!でも時間がない!
▶︎黒金
♪BLACK FIRE.バンビーナ.ANTHEM.チャンカパーナ.チュムチュム.渚のお姉サマー.weeeek.ポコポンペコーリャ.流れ星
ほぼ見れず!なにせ時間がない!!
最後、ほとんど人が写真撮影ブースへ移動している時、迷彩衣装を少し離れて4人並びで見た。4人の並びが最高に美しくてかっこよかった。最強至近距離も贅沢で最高だったけど、4人並んだ姿は別格。このバランスで歩くNEWSが好きだよ!
マスヒツで話していた「シゲで遊ぶ」はほぼすべての衣装に見られたように思う。スタンドカラー、真っ赤なルパン、癖の強い生地、フードなどなど。
後ろからも見たかったけど、監視が難しくなるかな?ガラスケースもなく、あんなに近くで見せてくれて本当にありがとう。何よりも、ファンを信頼してくれている証だと受け取りました。
こちらもガラスケース有りの360度より、無しで前面のみでうれしかった。同じ空気触れられたからこそ、衣装をただ見せるだけの「衣装展」で終わらずにNEVDRLANDの世界へ連れて行ってくれる「NEVERLAND展」になった気がするから。
私の重い愛を受け止めて昇華するほどの増田さんのメンバー、ファンへの愛を体感できた。
まだまだ短い私の増田貴久のファンの歴史だかど、その中でも本当に大切な時間だったし、これからもずっとずっと忘れないね。
、、、そしてやっぱりね、あの衣装たちはステージの上で4人が着て、ライトと歓声を浴びて踊る瞬間に勝るものなんてないんだってこと、分かっていたけど痛感したんだ。現場がすべてじゃない、けど、現場でしか得られないものの大きさを知ったよ。
2018年6月5日
三作連動キャンペーンのもう一つの特典であるストリーミング配信の内容が発表された。
「NEVERLAND展 welcomeコメント」
「TAKAHISA MASUDA in NEVERLAND展」
こんなことってあるんだ。午前10時にサイトへ飛んで、この文字を見て涙が溢れた。NEVERLANDツアーに行けなかった私が救われたように、NEVERLAND展に行けなかった人も救ってくれた。1人でも多くのファンの幸せを願ってくれてありがとう。スタッフの皆様、コンテンツとしての価値を認めてくれてありがとう。
何度も何度も見た。大切に愛おしそうに衣装を見る増田さんが大好き。全ての答えを教えてくれなくてもいい、ただ、ポツリポツリと衣装を見て溢れ出る想いを聞かせてくれてありがとう。
20周年のときに「NEWS展をやりたい」と描く増田さんの夢、それを見に行くことが私のひとつの夢。この記事はその時に読んで泣くんだ。
はじめの一歩のあの瞬間、たしかに一緒に歩けたこと、心から感謝して。
どうか、どうか次に繋がりますように。
あなたの夢がひとつでも多く叶いますように。
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【TAKAHISA MASUDA in NEVERLAND展 】
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2018/7/1追記
▶︎オープニング
・大阪は増田さんの両手が上がってた…各会場誰か1人は手を上げているポーズ(裏地が見える)
・唯一NEVERLANDの世界観、夢の国をテーマに製作
・まず生地(角度によって色が変わって見える)を決めてからカタチを決めていった
・ポンチョにしたかったけど踊れないから脇下にスリットを入れる
・裏地(ペイズリー柄)にも拘った
▶︎EMMA
・オファー「アメリカンハードボイルド、裸にジャケット着てる」
↓メンバーで「それはヤベェ」
・等身大の男臭さ、強さ、かっこよさ
・ライブのEMMAイントロの歓声でツアーが成功したって思えた(静岡MCで同じこと言ってる)
・PV、テレビなどでずっと着てきた衣装でライブに出ることに意味があると思った
・この衣装の上からオープニング衣装を着た
・刺繍…一番の拘り。衣装に厚み、深みが出た
・靴は私物有りのため置いてない
▶︎迷彩
・かっこいい
・'再構築'。古着リメイクのように迷彩パンツを解体したり、解体してる風。今時ファッションのステージ衣装版
・足し算でつくられていった
・1番時間がかかった
・小山の王様感。Jr.衣装の襷と連動
▶︎ファーのパッチワークコート
・他のすべての衣装の絵が出来上がった時、最後に「遊びが足りない」というところから製作
・パッチワークコートを作ってみたかったので構想に時間はかかっていない
・生地選びに最も時間がかかった
・生地…衣装さんが持って来てくれたいろんな生地から選部。単体で少しダサい生地をたくさん使って、それらを間に入れることで、その生地のパワーが増すと思った
・後輩、スタッフさん受けよかった
・4個並ぶといいね
▶︎モノクロピンク
・軽いものでどれだけいいステージ衣装を作れるかがスタート…メンバーから衣装の感想は1番が「いいじゃん、かっこいい」、2番目が「重い、暑い」だから
・ピンクの衣装は思い入れが強いので、さくらガールを歌うシーンで着たい
・白、黒、ピンクのバランスがそれぞれ異なるから一人でも成立するけど、1+1+1+1が4以上にもなる
・靴は踊りやすさが必要なので各自拘りがある
▶︎黒金
・かっこいい
・めちゃめちゃ重い
・レザー、チェーン、スタッズ
・レザーアイテムなのでまた着たい
・シルバー、ゴールドは衣装を作るうえで難しいと思ってる
・Tシャツのダメージ、インナーの色を本番中に見て直したりした
・アクセサリー特注。両手分作ったが踊りに支障が出るため片手だけにした
・増田の靴は私物。EPCOTIAツアーでも履いている
・スパンコールが生地にあたることによって生地が鑢かけたようになる
・EPCOTIAツアーと並行してNEVERLAND展を開催
・来たくても来れなかった人のために雰囲気だけでも知ってもらえたら
・NEVERLAND展をやらせてもらえて嬉しい
・何よりメンバー、スタッフが自分に衣装を任せてくれることに感謝している。今後もメンバーがよりかっこよく見えるように、ライブがよりいいものになるように頑張っていきたい