いちばん星

ただひたすらにNEWSの幸せを願うのダ★

Only You〜ぼくらのROMEO&JULIET〜観劇記録①【あなたの20年、わたしの2年】

2018年7月13日、増田貴久さん 主演舞台「Only You〜ぼくらのROMEO&JULIET〜」を観劇することが叶いました。

増田さんのことを見つけられて、ファンになれてよかった。泣けるほど楽しくて、幸せな時間だった
増田さんを好きになったからこの素敵な作品に出会えたし、優しいNEWSファンにも出会えた。

詳細な舞台感想についても記録したいけど、そこに至るまでの重〜〜〜い愛の捌け口がないと冷静になれない。まずは一度、記録①と題して内容に触れずにこの舞台へのいろいろな想いを綴ります。

 

2018年5月14日
布団の中でだらだらとスマホを眺めていた深夜1時すぎ、増田貴久舞台主演の第一報に一気に目が覚めた。TLで朝刊の「4年ぶりの舞台主演」「ジャニーズの楽曲で彩るミュージカル」の文字が踊った時の衝撃は忘れない。

続いて舞台の構成脚本演出を手掛ける佐渡さんのコメントを記載したネットニュースを読んで涙した。

“増田さん主演”&“舞台がグローブ座”ということで、「増田さんの歌声を生かす」こと、そして「グローブ座といえばシェイクスピア」というかなり短絡的な発想から、歴代のジャニーズヒット曲でロミオとジュリエットをやったら、面白いかも!?…(中略)…どうせなら、みっちり増田さんワールドでと思い、歌って、踊って、演じてとテンコ盛りに作りました。

増田貴久、ジャニーズ楽曲で「ロミオとジュリエット」ミュージカル化 4年ぶりの主演舞台決定<Only You ~ぼくらのROMEO&JULIET~> - モデルプレス

増田貴久の歌とダンスが武器であること。
'誰か'じゃなくて、'増田貴久ありき'で始まったこと。

増田さんのファンになってたったの2年弱だけれど、たくさんの魅力を見つけてきた。けど同時に歯痒さが付き纏うことは少なくなかった。彼はすごいんだよって大声で叫びたい衝動に駆られるときがあった。私にとっての唯一無二が、万人にとっての唯一無二になってほしかった。彼が生きているのはそういう世界だから。

そんなもやもやを拭い去ってくれるような内容だった。

夜が明けると次々とネットニュースが上がる。反響を伝えたくて片っ端からアクセス履歴付けてRTすると、増田さんの最強にカッチョいいLPSアー写がTLに並ぶ。増田貴久がニュースに大々的に取り上げられていることが嬉しくて震えたんだ。

 

折しも

3月28日服飾専門誌「装苑」で連載MFBBスタート

4月2日日テレ系情報バラエティ番組「PON!」の月曜レギュラースタート

4月14日には円盤購入連動キャンペーンとして手掛けた衣装を展示した「NEVERLAND展」の開催

そして今回、ジャニーズ楽曲を扱ったミュージカルで主演舞台。

増田さんが一途に'好き'を続けて努力してきたことをお仕事に繋げる瞬間を共にできて、私たちファンはまるでを咲かせたみたいと喜んだ。
芸能生活20年を迎えるこの年、集大成のような作品で座長を務める…嬉しいニュースに喜びが広がった。

 

個々の活動をグループの飛躍に繋げてきたNEWS。
メンバーそれぞれが努力して成果をみせてラベリングされるなか、増田さんは'衣装デザイン'と言われることが多かったように思う。NEWSの衣装を作り続けた確かな実績と人気後輩グループの衣装も手掛けた話題性。それを'商品価値'として認められたからこそ、装苑連載や円盤購入特典(NEVERLAND展)がある。今年は既にA.B.C- Zの衣装も手掛けてるね。(ありがとえびちゃん大好き♡)
事務所内でも衣装デザインをする方は他にもいらっしゃるけど、ツアーの全衣装を手掛けてそれを何年も続けていることは特別なこと。増田貴久がつくった自分だけのラベル。

 

でも、それだけじゃなかったんだ。

ジャニーズ事務所にいたら'当たり前'なはず、だけどあえて歌とダンスを努力してきたと明言してきた。
アイドルというより、ジャニーズであることが誇りだと事務所を愛してきた。

当たり前を続けて武器にすることはとても難しくて、でもそれさえも自身のキャラクターにしてしまった。PONでジャニーズ愛を語る増田さんが誇らしかった。同じ好きでも青木アナと違う視点で話せる。日頃の交友関係はもちろん、事務所内でも中堅にいるからこその引き出しがある。増田さんにしかできないことだと思った。

増田さんは話題になるといつも「まっすー」の愛称でトレンド入りする。手掛けた衣装は'まっすーぽい'で共通認識される。増田貴久は「まっすー」でいいんだ、 そのみんなに愛されるあだ名こそ、増田貴久のすべてを内包しているよ。(自分は増田さんとしか呼べませんがね‼︎‼︎)

 

ただ、私はこの舞台についてどこかでNEWS15周年イヤーを盛り上げていただいている一環なのかな、と勝手に思っていた。
だから舞台インタビューの雑誌祭りがはじまって、最初に手にした一冊「QLAP」(記念すべき私的自担初ソロ表紙2018年7月号)を読んだ時は本当に涙が止まらなかったんだ。

そもそも今回のお話は、2年ほど前に事務所の方から『歌とダンスに特化した演劇をやってみない?』って提案してもらったのが始まりなんですよ。

!?!?!?
に、にねんまぇぇぇぇ〜!?!?

つまりは私がファンになるより少し前。24hTVの準備期間でしょうか。

ということは、私がフルスイングで泣く増田さんを見つけたあの瞬間も、歌いながらいぇいって楽しそうにするあの笑顔も、ラジオで黒髪にするのに理由ありますかって言った時も、EPCOTIA MCで夏の予定は誕生日の一ヶ月後とはぐらかした時も、、、ずっとずっと、私が見つめていた増田さんは'2018年の夏にこの主演舞台があることを知っていた増田貴久'だった。

ひぇぇぇぇーーーん涙

ずっとそんな素敵な宝石を抱えていたんだね。入所以来、大切に頑固に努力してきたそれらを武器として認めてくれて、表現する場を与えてくれた方々が周囲に居たんだね。'キャラなしキャラ'に対して一部ざわついていたあの時も、増田さんはありのままの自分でいられる確固たる後押しがあった。
とても素敵なことだー!!

好きを仕事にすること、私はそれがダメになった時に仕事と趣味の両方を失う恐怖があって絶対にできない。でも増田さんをはじめNEWSメンバー、あの世界で成功する人たちは、その好きな気持ちをとても大切にして、計り知れない努力をカタチにして大成していくんだね。

一途に好きを全うしてくれてありがとう。そういうところ、私が大好きな増田さんなんだ。

 

「私が増田さんを好きになったとき」と「増田さんが歌とダンスに特化した舞台をやろうと言われたとき」
この2年という時間に私は勝手に運命を感じて、とても大切な作品になった

 

それでも簡単に願いは届かなくて。全部全部落選して、増田さんの人気を痛感して。
増田さんと作品がたくさんの人に愛されるならいい、たとえ私が観られなくても作品がこの世に存在するならいいんだって言い聞かせた。この想いは嘘じゃないけど、それでは割り切れないくらいに自分は欲張りになっていた。

手当たり次第当日券を頑張るしかないと腹をくくった公演数日前、奇跡が起きて、声を掛けてくださったフォロワーさんのおかげで入ることができました。

ちょうどこの頃、味スタお譲りのお声掛けもしてくださって入れることが決まりました。女神様たちは本当にいた。ファン歴2年弱、地方住まいで専業主婦というファンとしてとてもひ弱な私にも見返りを求めずに価値あるチケットをお譲りくださったこと、絶対に忘れません。Twitter以外でNEWSファンとお話をすることもできて本当に本当に幸せでした。ありがとうございました。

 

そして嬉しくて一緒に喜んだ方にも、心が折れそうな時に優しくしてくれた方にも心から感謝していて。Only Youは舞台作品としての思い出はもちろんあるけど、この作品を通じて私が初めてNEWSファンと深く関わり合ってたくさんの優しさをもらったので、作品外での思い出も大きい。

春にEPCOTIAで現場デビューするもまだ右も左も分からず、東京昼公演なら日帰りできるけど娘たちを預けなくちゃ行けないという現実。私は最初、自分が観劇することはリアルに考えられなかった。

でも、いつも一緒に泣いて笑ってくれる方が「自分が生きているうちに増田貴久の舞台を観てみたい」と言い切って、とても励まされた。ずっとひとり言で呟いていたTwitterで最初に仲良くしてくれて、その時から今も変わらずずっと優しくて気に掛けてくれる人。

知り合ったばかりの方も「舞台は映像に残らないから生で観なくちゃ」と言っていて、そうかそういえばと今さらそんなことにも気付かされて。

「増田さんの幸せが1番だけど、私たちも一緒に幸せになるんだよ」って言ってくれた方は、観劇の予定が合う日に一緒に申し込もうと声を掛けてくれた。自分にそんな風に声を掛けてくれる人ができたことがうれしかった。でも入れるなら誰でも言い訳じゃなくて、一緒に観るなら相手を選んでしまう面倒な性格な私。ツイートやブログで素敵な考え方だなと思った人と仲良くお話できるようになって、そんな声まで掛けてくれた事実は落選祭りでも救われた。

「もじもじさんはきっと参加できる!諦めないで!」と言ってくれた方の言葉は魔法のように背中を押し続けてくれた。上っ面の励ましじゃなくて、6月の外に出せない葛藤や想いを全部受け止めて支えてくれた方だったから、その言葉は何より信じられた。観劇できることを報告したら、自分のことのように喜んでくれてうれしかった。多ステできなくても、少数派の考えだったとしても、好きな人を自分のペースで応援し続けることで幸せになれると教えてくれた人。私のことをたくさん肯定してくれたから、今も変わらず私はTwitterで彼らへの好きを発信している。助けてもらってばかりで、出会ってからずっと感謝してる。

当日券の経験談をDMしてくださった方は本当に丁寧に教えて下さって、私が入れたことにも神様はいるんだね!って喜んでくださった。EPCOTIAもすれ違いで会えなかったから機会があれば会いたいと言ってくれて本当にうれしかった。いつかきっと会えるって信じてる。

観劇できたことをツイートしたら「おめでとう、よかったね」って声を掛けてくださった方々にもありがとうございます。チケットが手元にない方もただただ喜んでくださって、数日前まで同じ状況で沈んでいた私はその奥にあるはずの気持ちも分かるから余計に泣けた。

そして、増田担以外の方々も。昨年の「グリーンマイル」を経験して一般や当日券に奮闘された方々がその手法を拡散してくれることはとても優しいなぁって感激した。正当な手段で、一人でも多くの人が入れたらいいのにな。

自身の担当の時に観劇が叶わなかったけど、私が観劇できることを願ってくれた方。そしてこの舞台で私がリアルNEWSファンと会える場所になるようにとも願ってくださった。いつも優しくてあったかい先輩ファンの言葉は支え。実現できて幸せでした。

舞台のお知らせに慌てふためく私に相互になったばかりの方が一般のコツを連絡してくださった。当日券もあるから諦めないでって励ましてくれた。お互い小さい子どものいる地方民、悩みも共有できる存在がいてうれしかった。(そしてこの方は6月の騒動から1ヶ月後、NEWSを応援することを辞めました。とても短い期間しかお話しできなかったのに、私は彼女のことをとても尊敬していて大好きで。知り合った方が'担降り'していくのも初めてのことで。ただただ悲しくて悔しかった。この舞台の記憶と一緒に彼女の優しさが蘇るので、この痛みはきっとずっと忘れられない)

 

たくさんの方の優しさが身に染みた。
本当に本当にありがとうございました。
私がNEWSのファンになりたいと思わせてくれたのは彼らの魅力だけじゃなかったから。彼らを応援するファンの存在があったから。関わってくださったすべての方に感謝します。

 

 

悲劇「ロミオとジュリエット」を題材にして、こんなに幸せに満ちた気持ちでグローブ座を出るとは思わなかった。本当に素敵な作品でした。

キラキラ楽しそうに歌って踊る個性的なキャストの皆さま、ありがとうございました。

その中心で圧倒的な存在感を放ち続けた座長・増田貴久さん、ありがとうございました。

佐渡さんはじめOnlyYouに関わったすべてのスタッフの皆さま、素敵な作品をありがとうございました。

 

いつかまた、あの三角屋根の看板に佇む増田さんを見上げることができますように。

願いは、ずっと、グローブ座★ノ

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